ゼロからはじめる金投資②

金貨がたくさんあると、「財宝」っていう感じになりますね。
本物の金貨はずっしりとして、輝きも↑なものではなく、深みのある美しいものですね。所有しているだけで喜びがあります。
さて、前項では有史以来の金の価値とマネーについて解説してきました。
コロナショックによる先進各国の財政出動による造幣、債務のマネタイゼーションがすすむなか、金価格は騰勢を強めています。
楽天の金価格長期チャートを御覧ください。

金が高騰するタイミングで共通しているのは、インフレ懸念が高まっているときに高騰しているということです。
1980年の高騰は、前項で解説したニクソンショック以来の高インフレ、スタグフレーションが起こっていました。その後、ボルカーFRB長官が政策金利を10%超まで上げてインフレを沈静化させました。
2011-12年の高騰では、2008年のリーマンショック以来のQEをうけて、インフレ懸念が高まった結果高騰していましたが、GSが突如金価格値下がり予測を出し、その後あっという間に値下がりしていきました。陰謀ですね。
このページでは、実際の金への投資方法について概説していきます。
ご一読いただければ、みなさまにあった手法が見えてくるかと思います。
ここで金に実際に投資するとなると、大きく分けで4つの方法があります。
①金地金・コインを購入する
②各社の純金積立を利用する
③金デリバティブを購入する(ETF, CFDなど)
④産金株を購入する
①金地金を購入する
管理人がおすすめするのがこの方法です。
実際に三菱マテリアルゴールドパーク、田中貴金属および特約店、徳力本店、石福金属などの地金取扱店で、金を購入します。
購入した金は、盗難の危険がないような場所に保管するのが基本ですね。一般的には、銀行の貸し金庫などを利用します。
その他には、先物買いをして現受けするという方法もあります。第一商品など金先物業者で口座を開設して購入します。
②各社の純金積立を利用する
日本マテリアル、田中貴金属、三菱マテリアルなどが純金積立サービスを提供しています。会社ごとに、消費預託だったり、混蔵預託だったりで異なります。
③金デリバティブ・先物を購入する
金価格に連動したETFなどの投資信託を購入したり、金CFDなどを購入するという方法があります。
地金を購入するよりも保管の手間がかからない、換金する手間もかからず、PC上で手軽に取引できるのがメリットですね。
税金面でも、利益にかかる税金の面で、地金売買は譲渡所得になるのが、デリバティブや先物では分離課税になるのが大きな差になります。
④産金株を購入する
産金株とは、金鉱山を経営する会社の株のことです。
産金株は、金現物の価格と基本的には連動していますが、値動きには別のロジックも働きます。その会社の財務内容やその国全体の株式市況にも影響されますし、その会社の金鉱山の状況にも関わりますのでしっかりした分析が必要になります。
鉱山の開発には地元住民や政府との折衝など何年もの月日を要する一方で、いったん採掘を開始した鉱山の創業を閉じるというのも大変な労力です。
金に限らず、鉱物の価格が高くなったからと言って新しい鉱山を開発しても、やっと採掘できるころにはその鉱物価格が下落しているということもザラです。
いかがでしたでしょうか?
それぞれの項目については、別稿で詳説していきますので、ぜひご期待くださいね。
