金なのか銀なのか1
世の中には、金銀比価という指数がある。GSRとも。
下記のwebサイトを参照
以下、引用。
金の用途別需要を見ると、宝飾品や投資用の需要が9割で、銀は工業用が6割。景気変動の影響は、圧倒的に銀が受けやすい。金融危機が発生すると金は安全資産として買われ、また、金融危機のときには景気も減速することから銀の需要は減少し、銀の上昇は鈍くなる。この結果、GSRが上昇してくる。
2018年前半は米朝首脳が言葉で攻撃し合い、北朝鮮問題の地政学リスクが高まるものの、6月の米朝首脳会談以降、地政学リスクは低下した。ところが夏場以降、今度は米中貿易摩擦が激しくなり、経済への影響が懸念された。この懸念増大から10月から12月にかけて株が大きく下がった。
このように地政学リスクの高まりや経済減速懸念によってGSRの80倍近い水準が続いてきた。直近の株で米国金融政策のタカ派姿勢が後退したことや、3月1日交渉期限の米中通商協議の進展について楽観的な見方が高まってきたことから米国株は上昇している。しかし、GSRの水準は変わっていない。景気の減速はまだ始まったばかりかもしれない。
GSRの高止まりは世界経済の先行き不安を反映し、その不安が続いていることを物語っている。80倍を超える水準が1年近く高止まりしていることから、指標としての役割や意味合いが変わったかもしれないが、引き続き警戒モードで臨んだ方がよさそう。
引用ここまで
この記事が出た頃にはGSR80倍でヤバいよ〜 と言っていたのに。
コロナ禍の最大瞬間風速で、125まで上昇。
7月17日の引けでは93.61まで下がっているけど、やはりそれでも歴史的に見ればかなり高い水準。
金は宝飾品、投資用で需要の9割を占める。
銀は工業用需要が6割を占める。細かく見てみると、、
銀の工業用需要のうちわけチャートである。
長期的には、デジカメの普及で写真用フィルム需要が減少。
太陽電池需要が増大して銀の値段が跳ね上がるとされ2011-12年頃に銀価格が上昇するも、その後低迷しています。
コロナショックで値下がりした銀。私もすこし買いましたが、これからも世界的にwithコロナによる不景気が長引くと予想される中、銀がどんどん上昇してGSRが縮小するとはあまり考えづらい地合ですね。
コロナショックで銀の円建て価格が55円/gくらいまで安くなったので地金をたくさん買いたかったのですが、石福金属に毎日電話しても買えず。
仕方がないので、日本マテリアルの純金積立の中で少し買いました。
しかし、日本マテリアルの積立の場合、銀の現物を引き出すことはできません。
純金積立サービスの中で、銀の現物を引き出せるのは、石福金属興業があります。
ああ、石福の積立にしたらよかった、、、